お知らせ
町の伝統文化を体験
第4回志賀高原ユネスコエコパークセミナーを開催し、山ノ内町に伝わる長野県指定伝統的工芸品「須賀川竹細工」の制作体験を行いました。
須賀川竹細工は、町内に生えるネマガリダケを使ったもので約300年前に戸隠から須賀川に伝わったものが現在まで受け継がれています。
生活道具として作る竹細工は、かつて須賀川の冬仕事として盛んに作られていたそうですが、生活スタイルの変化などにより、今では須賀川竹細工振興会でしか作られていないそうです。
そんな伝統工芸を受け継ごうと、当日は多くの方に参加いただきました!
竹というと「成長スピードが速く、硬くて駆除するのが難しい厄介者」のイメージですが、逆転の発想で「竹の丈夫で、しなやかで軽い」特性を活かしたのが竹細工です。
昔の人々は、生活のなかで自然を活かし、そのために自然を守り「人と自然とが共生」しながら暮らしていました。
持続可能な社会を目指す今だからこそ、身近にある自然資源を活用する意識を持ってはいかがでしょうか。