ユネスコ
エコパークとは生物圏保存地域を、日本国内ではユネスコエコパークと呼んでいます。
世界遺産が手つかずの自然を守ることを原則とする一方、ユネスコエコパークは生態系の保全と持続可能な利活用の調和(自然と人間社会の共生)を目的とする取り組みです。
登録地域
当地がユネスコエコパークに承認されたことは、本地域の豊かな自然環境とそれを保全しつつ利用してきた地域の伝統、文化、産業が“人間と自然が共に暮らす社会”として国際的に認められたことを意味しています。その一方で気候変動や生物多様性の喪失、地域資源の利用と保全のバランスを保つといった社会問題に対し、同様の課題を持つ地域のモデルとなることも期待されています。
現在、ユネスコエコパークの登録地域は131か国727地域(2021年9月現在)となっており、日本は志賀高原ユネスコエコパークをはじめ10地域が登録されています。
ユネスコエコパークの機能と
3つの地域ユネスコエコパークは、その目的を達成するために「保全機能(生物多様性の保全)」「経済と社会の発展」「学術的研究支援」の3つの機能があり、それぞれの機能は独立したものではなく、相互に作用して強化する関係にあります。
また、この機能を果たすために3つの地域があります。